中野区の「あずみ苑デイサービス中野」で桃太郎の寸劇を行ないました
東京都中野区「あずみ苑デイサービス中野(デイサービス)」では、平成29年11月21日に、スタッフによる、『桃太郎寸劇』を行ないました。
台本を一からスタッフが作成し、当日のために必死に練習を重ねてまいりました。
お話の内容は桃太郎の童話に基づきながらも、各所に現代の風刺を入れながらのコメディ作品として作成いたしました。
演劇当日はお客様もわくわくされ、スタッフは直前まで必死に台詞を覚えておりました。
役者は桃太郎・猿犬キジ・鬼・川役・きび団子役など、人外問わずの配役で試みました。
さて、演劇がはじまると観客からは大拍手。ナレーターの開始の台詞とともに演劇が始まります。
開始早々おじいさんとおばあさんが出るのですが、おじいさんは気圧の差による腰痛で休む等、デイサービスならではのギャグも取り入れたところ皆様大爆笑。非常に和やかなムードで始まりました。
話が進むと三十路に近づいたという設定の桃太郎が、同年代が幸せな家庭を築き、社会的な地位を手に入れているなか、自分は鬼退治のために動物たちと共に旅をしているのか。という悩みを持ち葛藤していきます。
そんなこんなで鬼が島に着き、鬼を退治する方法が笑わせることだと知る桃太郎。台本にはないアドリブのギャグにて鬼を笑わそうとします。まずは猿犬キジが挑むも無残にも散り、桃太郎一世一代のギャグとして、お腹に絵を描き腹芸を見せます。
スタッフは失笑するものの、お客様は大爆笑!
鬼役も雰囲気に流され笑ってしまい、無事に退治終了。
これにて平和。一件落着で終わった桃太郎演劇でした。終了後は、お客様からの拍手が鳴り止まず、スタンディングオベーションしてくださる方もおられました。
お客様ご家族様からも後日談、帰宅してから演劇のお話ばかりしていた、ぜひ再演して欲しいとのお話をいただきました。次回は「金太郎」を公演したいと思います