脱水の講習会 〔あずみ苑グランデ花咲の丘〕
先日告知した、施設併設のクリニック【上尾花咲の丘クリニック】主催で地域のケアマネジャーさんらを対象に、講習会を行いました。
当日は20名の参加があり、施設からも参加させていただきました。
クリニックの先生から挨拶から始まり、㈱大塚製薬工場の方から脱水に関しての説明をいただきました。
お年寄りには脱水になりやすい多くの理由があるとの事でした。
以下はポイントになります。
・ もともと、体の水分量が少なくなっている
・ のどの渇きを感じにくい
・ 腎臓の機能が低下し、水分が失われやすい
・ 体の中の水分や塩分の調整機能が低下している
・ 脱水を起こす病気にかかりやすい
・ さまざまな病気による症状と脱水による症状との区別がつきにくく、脱水を見逃しやすい
高齢者の方は1日に最低2000ml(食べ物と飲み物から合計)を取る必要があるそうです。
通常は自然に調整し摂取しているとの事ですが、上記のポイントの通り、高齢者の方は気が付かずに脱水を起こしているケースが多いようです。
施設でも脱水に十分に気をつけていきたいと思います。
特に今年は節電も重要となっています。
大変厳しい夏になるとは思いますが介護プロとして“温度の管理”と“ご入居者の水分の管理”を適切にしていく事を大切にします。