ケアマネジャーに向け、認知症に関する研修を行いました
2019年1月、当社本社ビルにて、「あずみ苑」で働くケアマネジャーに向けた研修を行いました。
今回の研修のテーマは大きく「認知症について」です。
午前の部では、埼玉県桶川市から「介護保険総合事務所」の代表、鎌田 拓海先生にお越しいただき、講義をしてくださいました。
鎌田先生は、認知症ケアのスペシャリストとして、埼玉県のケアマネジャー更新研修の講師や福祉系の高等学校の非常勤特別講師として活躍されていらっしゃいます。
(写真中央が鎌田先生です)
今回の研修では、認知症の基礎知識をメインにお話をしてくださり、普段から認知症の方と接することが多いケアマネジャーも改めて理解が深まったのではないかと思います。
お昼休憩を挟み、午後は八王子市の地域密着型デイサービス「DAYS!BLGはちおうじ」代表の守谷 卓也先生が講義をしてくださいました。
今回は、認知症当事者の方4名も登壇され、日々の生活やデイサービスでの出来事をご自身の言葉で伝えてくださいました。
認知症当事者の方のなかには、「若年性認知症」の方もいらっしゃり、
「認知症だから‥というマイナスなイメージをなくしてほしい」
「家族とばかり話すのではなくて、私自身の話を聞いてほしい」
といったお話があり、受講者も深くうなずく様子が見られました。
介護の便利帖「早期発見・対応が重要!65歳未満の人が発症する「若年性認知症」」の記事はこちら
研修の最後に、当事者のお一人がおっしゃった「皆さん、認知症は楽しいですよ!」というお言葉と笑顔に、会場の雰囲気が“ほっこり”とあたたかくなりました
研修を終え、
今回の講義を受講したケマネジャーからは
「ご利用者のできないことばかりに目を向けるのではなく、やりたいことを多く聞き出していこうと
思います」
「認知症を理解しているつもりでいましたが、この研修で当事者の声を聴かせていただいたことで、もっともっと寄り添うことが必要だと再確認できました」
といった声が聞かれました。
最後に、今日研修にお越しくださった方々と記念撮影です!
みなさん素敵な笑顔です!
次回は、2月20日(水)に研修を行う予定ですので、その様子はまたレポートいたします☆