給食会議の様子 〔あずみ苑グランデ花咲の丘〕
施設で「おいしい食事を食べる」という事はご入居者様にとって重要な事です。 毎日、3食の事ですから施設も一生懸命です ご入居者様からの意見に耳を傾け、改善できる部分をひとつひとつして、少しでも満足度が高い食事をご提供していきます。 「あずみ苑花咲の丘」では“西洋フード”さんに委託しています。 毎月1回会議の場を設けて、真剣に“おいしい食事”に向けて討議しております。
今回のテーマは“魚”です。 「魚料理がおいしくない」と数人から意見が出てきたのを受けて、どうすればおいしい魚料理を提供できるのかを話し合いました。 一般的に福祉施設では“骨抜き魚”を提供しているのだそうです。 この業界ではそれが当たり前で、ご入居者様の安全、食べやすさを考えて“骨抜き魚”を選んでいるとの事でした。 もしかして…“骨抜き魚”だから魚自体の味が落ちているのではないか? との意見から、 “骨有り魚”=“魚屋さんで売っている魚” をご提供してみることにしました。 (嚥下に障害があったり、“骨抜き魚”が良いというご入居者には通常通りのご提供です) “骨有り魚”お試し期間が1週間ありました。 その間、ご入居者様の意見を聞くと「脂の乗りがちがう!!」「美味しい!!」との意見をいただきました。 スタッフも試食させていただき、味の違いにビックリでした。 心配していた骨も多くのご入居者様は綺麗に骨だけが残っていて一安心でした。 施設に入居したらおいしい魚が食べられないのはおかしいと感じ、今月から“骨無し魚”と“骨有り魚”を選択できるようになりました 今回“骨有り魚”を選んだ方は50名でした。 施設に入居しても美味しい魚を食べましょう