一日に密着!エリア栄養士のお仕事をご紹介します
こんにちは!
給食栄養課、栄養統括マネージャーの根岸 真紀です
今回は、エリア栄養士の一日に密着し、エリア栄養士がどのような仕事をしているのかご紹介をさせていただきます。
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◎エリア栄養士とは?
“エリア栄養士”とは、弊社の呼称であり、「あずみ苑」数施設を担当している栄養士のことをいいます。
1ヶ月の勤務の中で、担当施設への巡回を2~3回行い、お客様からのお食事に関するヒアリングや、栄養相談、ミールラウンド(食事の様子をラウンドしてお声がけする)、おやつのレクリエーションを担当したり、厨房の衛生確認・指導や厨房関係書類の記録内容の確認、厨房業者様との打ち合わせ等、施設栄養士として、お食事内容が良くなるように責任をもって対応する役割を担っています。
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まずは、出勤し勤怠やメールの確認をします。
ときには、他職種のスタッフとの打ち合わせをし、日々のお食事の様子や意見交換をしています。
このコミュニケーションが非常に大切な仕事となります。
次に、ご提供するお食事の確認=検食を行います。
お客様に、安心・安全なお食事をご提供するためために、ご提供時間の概ね30分前には検食を実施します。
今日は平田エリア栄養士の担当です。
まずは目視での確認をし、味や固さ、1食としての量、適切な加熱処理がされているのか、異物の有無などの確認をしています。
この検食で、お客様にご提供して良い旨の返事をし、初めてお客様にお食事の提供が可能となり、配食を開始します。
お食事提供開始後は、ミールラウンドを、お客様が召し上がっている様子や食事に関する相談、栄養相談等も受付けます。
今日は、お客様と一緒におやつを作る、おやつレクの日でした。
レクレーションは14時から。事前に下ごしらえなどの準備を開始します。
そうです。エリア栄養士は、ときには、厨房をお借りして調理作業もするんですよ。
準備万端でおやつスタート
本日のおやつは「手作り中華まん」。
中身に鶉の卵を入れた独自のレシピです。
おやつレクでは、お客様に出来る限り残存機能を活かして調理工程を担当していただきます。
スタッフはそれをサポートする役割なので、お客様の様子をよくみながら進めていきます。
厨房で蒸して、ご自分で包んだ中華まんをおやつとして召し上がっていただきました。
あつあつの中華まんは、包み方こそ個性的ですが、とってもおいしかったです。
厨房機器の不具合がないか、衛生的な使用ができているのか、適切な食材管理、取り扱いができているのか等をチェックをし、厨房を委託している施設は、委託先の栄養士の方と改善すべき点を一緒に検討をします。
この打ち合わせが、「あずみ苑」のお食事をより良くするためには、最も重要な業務となります。
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平田エリア栄養士にインタビューをしました
Q:エリア栄養士になって何年ですか?
A:約1年半です。それまでは、当初は自社厨房で行なっていた茨城県坂東市「あずみ苑岩井(デイサービス・ショートステイ)」の栄養士をしていました。
Q:エリア栄養士になってから、今までを振り返って思うことは?
A:複数の施設を巡回し、いろいろな委託業者や栄養士、他の職種のスタッフさんと触れ合うことができました。様々な考え方や意見もあり、戸惑うこともありましたが、エリア栄養士として、数施設をみるようになったことで視野が広くなれたように思います。今は、相手に思いや考えを“伝える”ことが個人的な課題です。試行錯誤しながらではありますが、とっても、楽しく仕事をすることができています。
Q:今後の目標ややりたいことは?
A:今までの経験やお客様からのご要望・ご意見をもとに、新しいおやつレクを起案し、お一人でも多くのお客様に『食べることの楽しさ』をお伝えしたいと思っています。頑張ります!
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エリア栄養士の一日、いかがでしたでしょうか
次回は、また別のエリア栄養士を密着したいと思います。
◎「あずみ苑」から求人募集のお知らせ
「あずみ苑」では、現在、エリア栄養士を募集しています。
お食事の分野からお客様の笑顔を一緒につくってくださる方、ぜひ、ご応募お待ちしています
また、ご不明な点がありましたら、お気軽にお問い合わせください。