ケアカンファレンス 〔あずみ苑グランデ花咲の丘〕
皆さま、ご入居者様のケアプランを作る為に、【ケアカンファレンス】を行っているのはご存知でしょうか?
今日は、ご入居者のA様のカンファレンスです。
別のご入居者B様は抗がん剤治療を行っており、薬の副作用で一時期は歩行が困難な時期がありました。B様は主治医と相談し、しばらく薬を止めてみる事にしました。その後、歩行が可能になり現在は歩行器にて移動されています。
その移動方法の安全性についての検討がありました。
担当スタッフ「食事時シルバーカーにて安定しています。」「ふらつき等は見られていません」
相談員「最近は痛みもないみたいなので、歩行も可能になりましたね、ただシルバーカーは必要ですね。」
計画作成担当者「それでは、移動方法はシルバーカーでしていただき、もしふらつきや危険な面があったら早急に報告して下さい。」
といったやりとりがありました。
上記は一部ですが、お一人のご入居者様当たり30~40分のカンファレンスを開きご入居者様のケアについて各担当がベストと思うものを検討しています。
計画作成担当者は、ご家族やご入居者本人のご希望、カンファレンスの結果を踏まえケアプランを作成し、ご家族・ご入居者本人にご説明、承認いただきます。
承認をいただいて、初めて介護スタッフはプランに添ってサービスを提供させていただく事ができます。
担当が「ご入居者様がご希望を言っていただける場合は、私達も意見を上げやすいのですが、なかなかご希望を言っていただけないご入居者様もいらっしゃいます。その方が何を求めているのか、どのような介護が適しているのかを日頃の生活状況や行動から感じ取る事が最も難しい。でも、自分の提案したプランが適用され、ご入居者様が笑顔を見せてくれた時は最もうれしい瞬間です。」と話していました。
もちろん、カンファレンスはご入居者様の為にありますが、同時に介護スタッフの“やりがい”や“スキルアップ”にもつながる大切な話合いの場となっております。